塾ってなに?
小学5年生に進級したとき、周りの友達たちが、中学受験専門塾に通い始めて、非常に息子は寂しい顔をし始めました。
「お母さん、塾って楽しいの?」いつものように夕飯時、今日あったことを子供から聞いていた時、突然そんな言葉を言い始めました。「なんでそんなこと聞くの?」と聞くと、どうやら息子の友人たちの情報のようでした。
「光合成について、自分が知らない知識を語っている友達が、すげえなって思っちゃってさ。」「ふーん。」と私は聞き流しました。ただ付け加えて息子にアドバイスさせていただいたことは、「目標を持つことはとても素晴らしいということ」をお話させていただきました。
野球部の先輩の都立武蔵中学合格
「先輩が都立武蔵中学に合格したらしい。」息子は誇らしげに自分に言ってきました。「地域の野球部の練習と、塾の掛け持ちの両方をやりながら合格したという先輩が身近にいた」ということがうれしかったみたいです。「俺も解いてみたいな、都立武蔵中学の過去問。」これは勉強に向かういいきっかけだと思い「買ってみようか?」と息子に聞いてみると、「めっちゃ欲しい。」と今どきの子供の言葉づかいで返答してきました。
翌日Amazonから届いた過去問を息子の机の上に置いておきました。どんな態度をとるのかという観察のためです。
模試においてのランクE
都立武蔵中学の適性検査模試を受けたとき、息子のランクはEでした。完全に合格圏から外れていました。「どうする志望校、やめる?」と2,3日たった時聞いてみると、「俺は受ける。」という言葉を彼は自分に言ってきました。初めての息子の困難に立ち向かう横顔を見たときでした。母として全面的にサポートすることを決意しました。
都立武蔵中学合格
Vサポートグロウスは、都立国立高校や立川高校に合格しているということで、付設中コースに通わせました。適性検査Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの徹底的なトレーニング教材は、都立小石川中学や桜修館中学等の問題を研究したオリジナルプリントでした。記述問題においては、Vサポートグロウスの先生方は、何度も何度も添削してくださいました。息子の第一志望校は都立武蔵中学であり、併願校としては、宝仙中を考えさせていただきました。息子の基本力を鍛えてくださり、両校とも合格しました。今でも感謝しております。