学習計画の大切さ

学習計画とは、定期テストの点数アップという大きな目標を前提に、下記の4つに分類されます。テストまでの日数の把握、テスト範囲の把握、実際に自分がどれだけ学習できているかの把握、そして計画を調整していくことです。
①次回のテストまでの日数の逆算
②テスト範囲の把握
③小テストなどによって進捗状況チェック
④小テスト結果からの微調整

①次回のテストまでの日数の逆算

日数には、下記の5つの種類があります。まずシンプルに残り日数を数え、そこから実際に勉強できる日数、時間を逆算していきます。勉強できる時間を計るには、下記の項目をそれぞれ計算します。
a テストまであと何日か→基本となる時間の計算です
b 授業日数はあと何日か→数学の授業はあと何回あるかなどの詳細を把握します
c 土曜、日曜は何日あるか→土曜、日曜はまとまった時間を使って勉強できるチャンスです。
d 塾の補講は何回あるか→テスト前には塾で補講の時間を取り、点数アップに励みます。
e テストまでの行事、予定、部活はどれだけあるか→勉強時間の取れない予定を把握します。

②テスト範囲の把握

テスト範囲が確定すると、学校からテスト範囲表が発表されます。上記の日数を計算して、学習内容の計画を立てます。

③小テストなどによって進捗状況チェック

テスト当日までに最高のコンディションでテストに臨むため、今現在自分がどの程度学習ができているかを、小テストで判断します。小テストでは、下記のような項目をチェックします
a 必修問題(試験範囲、テストに出る画定問題)
b 基本(単語、計算)問題、必ず取れる問題
c 応用(証明、記述など)問題

④小テスト結果からの微調整

小テストを行って、その結果を学習に活かします。結果に基づいて、講師がそれぞれの生徒について、下記の項目をチェックし、学習の軌道修正を行います。
a 解き方を正しくできているか→学習内容を正しく身につけているかを判断します。
b 体得しているか→身につけた学習内容が定着しているかを判断します。
c 必須問題が確実にできているか→基本がしっかり定まってから、応用、発展問題に取り組むことができます。