私たちの教室には、毎年、さまざまな不安や期待を胸にしたお子さまたちがやってきます。
「このままで志望校に届くのだろうか」「もっと伸ばしてあげたいが、どうしたらいいか分からない」
保護者の皆さまが抱えるその問いは、とても自然なものですし、実際、私たちも同じように一人ひとりを見ながら、その答えを日々考えています。
しかし、私たちが現場で強く感じているのは、子どもたちは決して能力がないわけではないということです。
むしろ、多くの場合、「どう学んでいいかがわからない」「学びに意味を見出せていない」だけなのです。
正しい手順と、信じてくれる大人のまなざしがあれば、子どもは自分の力で前に進み始めます。
たとえば、入塾当初は「何を聞かれても答えられない」と自信をなくしていた生徒が、3か月後には「これはこうじゃないかな」と、自分から手を挙げるようになる。その変化のきっかけは、難しい教材やハードなスケジュールではありませんでした。彼の「わからない」を一緒に言語化し、少しずつ成功体験を重ねる時間の積み重ねでした。
そうした子どもの「内なる変化」を、保護者の方とともに見つけ、育てていくことが、私たちの塾の役割です。
「塾に通わせる意味」を、成績や合否だけで終わらせたくない──そう思ってくださる方にこそ、ぜひ一度、私たちの教室を見ていただきたいのです。
今、お子さまの学びに迷いがあるなら、それは「成績の壁」ではなく、「学び方との出会い」がまだ訪れていないだけかもしれません。
もしそうだとしたら、私たちはその「出会い」をつくる場所でありたいと思っています。
受験に強いだけではなく、「この子は、学びが楽しいと感じている」と保護者の方に感じていただけるような塾。
お子さまが「ここなら、もう一歩踏み出せるかもしれない」と思えるような場所。
それが、私たちが目指す進学塾のかたちです。
日々感じていること
教えることは、いつも私自身に問いを返してきます。
「この指導でよかったのか」「もっとできることがあったのではないか」と、自問することのない日はありません。
それでも続けてこられたのは、子どもたちが少しずつ変わっていく姿に、私自身が救われてきたからだと思います。
ある日、授業のあと、なかなか伸び悩んでいた生徒が、ふと「今日はちょっとわかった気がする」とつぶやいたことがありました。
大きな声でも、劇的な変化でもないその一言に、私は立ち止まりました。点数でも結果でもなく、「わかるかもしれない」と思えたことが、どれほど彼にとって大きな一歩だったか。それに気づいたとき、私が見落としていたものの大きさにも気づかされた気がしたのです。
教える側であっても、常に正解を持っているわけではありません。
ときに迷い、ときに立ち止まりながら、目の前の子どもにとっての「今、必要な言葉とは何か」「どこまで見守り、どこから背中を押すべきか」を、その都度探っています。マニュアルで動けるような現場ではないからこそ、ひとりの教育者としての自分を、何度も組み替えていく日々です。
最近は、「学力」とは何だろうと改めて考えることが多くなりました。
成績の上昇はわかりやすい指標ですが、それだけを目指していては、どこかで息が切れてしまう。
むしろ、自分の頭で考え、問いを持ち、対話する力こそが、この先の時代を生きる子どもたちに必要な「根っこ」なのではないか。そう思うようになりました。
そうした学びの土台を、私たちは家庭とともにつくっていきたいと考えています。
塾とは「勉強を教える場所」と思われがちですが、私たちにとっては、もっと根本的な場所──「自分を育てるための場所」であってほしい。そう願いながら、日々の指導に向き合っています。
子どもは、思っている以上に繊細に大人の姿勢を感じ取ります。
「この先生は、本当に自分を見てくれているか」
「自分のことを、ただの成績表以上に見てくれているか」
そうした問いに、私たちがどんな態度で応えるかで、その子の学ぶ姿勢も変わっていく──そのことを、私はたくさんの現場で学んできました。
この仕事は、教えるほどに、教えられます。
だから私は、今日もまた、問いを抱えながら、子どもたちの前に立っています。
「この子の可能性に、私はどんな関わり方ができるだろう」
その問いが尽きることは、きっとありません。
代表者の言葉
私たちの塾は、「子どもたち一人ひとりの中にある可能性を、確かな学力として育て上げる」ことを理念の中心に据えています。学習とは単に知識を詰め込む作業ではありません。それは、子ども自身が思考し、判断し、自らの言葉で表現する力を育む過程です。そしてその力は、単なるテストの点数や合格実績にとどまらず、将来のあらゆる場面で生きる「土台」となります。私たちの役割は、そのような「生きた学力」を形づくるサポートをすることだと考えています。
たとえば、ある小学6年生の生徒は、受験勉強に取り組む中で、なかなか算数の応用問題に手が出せず、自信を失いかけていました。そこで私たちは、ただ問題の解法を教えるのではなく、「なぜこの考え方が使えるのか」「自分ならどう考えるか」という対話を通じて、思考のプロセスを丁寧に引き出していきました。授業後には、「先生と話すと、自分の考えが整理される」と本人が語るようになり、次第に自らノートに図やメモを書き込みながら、問題に取り組むようになりました。数か月後、難関私立中の過去問に取り組んだときには、以前は手が出なかった問題にも果敢に挑戦し、着実に得点を重ねるまでに成長しました。
また、中学3年生の別の生徒は、学校の成績は良好であったものの、自分の目標校には届かないという現実に悩んでいました。私たちは、志望校の出題傾向を分析した上で、その生徒に必要な思考力や記述力を重点的に鍛える個別指導を設計しました。単に知識を確認するだけではなく、「どうすれば自分の考えを論理的に伝えられるか」「相手に伝わる言葉とは何か」といった視点でのトレーニングを積み重ねました。その結果、模試の記述問題では安定して高得点を取れるようになり、最終的に第一志望校に合格することができました。合格発表の日、その生徒は「ここまで自分を導いてくれてありがとう」と、笑顔で伝えてくれました。
このようなエピソードは、私たちの教室の中に日々あふれています。学力向上の背景には、必ず「心の成長」があります。子どもたちは、壁にぶつかりながらも、乗り越えるたびに自信をつけ、前に進む力を身につけていきます。そして、その歩みを支えるのが、私たち講師の役目です。一人ひとりに寄り添い、「何がその子に必要か」を見極め、必要なタイミングで、必要な言葉をかけていくこと。それが、私たちの教育のあり方です。
保護者の皆さまにおかれましては、「どのようにわが子を伸ばしていくべきか」という問いを、日々抱えていらっしゃることと思います。だからこそ、私たちはお子さまの学習状況だけでなく、性格や興味関心、日々の変化にも目を配り、保護者の方と連携しながら伴走していく体制を大切にしています。ご家庭と塾が協力し合うことで、子どもたちは大きく成長します。
今後も私たちは、「一人ひとりの未来の可能性をひらく教育」を信念に、進学塾としての責任を果たしてまいります。受験という通過点のその先まで見据え、学びの意味を実感できる指導を提供し続けていく所存です。
目的(伝えたいこと) | 子ども目線への共感 | 社会・地域的視点 |
1. 教育理念 | 「なぜ勉強するのか」が分からない子へのメッセージとして再構成可能 | 地域で育てるという理念のもと、塾が果たす社会的責任に触れる |
2. 指導事例の紹介 | 同じような不安を抱える子に「あなたにもできるよ」と語る形で描写 | 「地域の教育力を高める拠点としての塾」という視点で事例を再構成 |
3. 子どもの変化の価値 | 自分の中の成長を見つけたくなるような呼びかけに変換可能 | 子どもたちの変化が地域社会に与える正の影響として描く |
4. 塾の存在意義 | 「君が主役の学び場なんだよ」と語りかける形で再設計可能 | 地域の未来を支える人材育成機関としての意義を強調 |
5. 今後への約束 | 「一緒に成長していこう」と子どもに語りかける形 | 地域に開かれた学習支援の場としての継続的役割を示す |
未来設計と安心設計
あの日、授業のあとにぽつりと「先生、今日の授業、楽しかった」と言ってくれた生徒の笑顔を、私は今でも思い出します。
成績が上がったからではなく、何かが「わかった」「つながった」ことの喜びが、彼の表情ににじんでいました。
学ぶとは、本来そういうものなのだと思います。
誰かに比べられるためでも、誰かに認められるためでもなく、
自分の中に芽生えた「できた」「わかりたい」という小さな灯を、自分の力で育てていくこと。
私たちの塾が目指しているのは、そんな一人ひとりの内側にある可能性と、静かに、けれど確かにつながっていく場所です。
合格という目標のその先で、子どもたちが自分で考え、自分で選び、自分の人生を歩んでいけるように。
その準備を、ここで一緒にしていきたいと願っています。
子どもたちは、思っている以上に多くを感じ取り、学び、変わっていきます。
私たち大人にできることは、「信じて待つ」ことと、「気づいて声をかける」こと。
その間を行き来しながら、今日もまた、教室の灯をともし続けていきます。