小論文

小論文

作文・小論文は、50分程度の試験時間を設けています。字数は大体500~600字の課題です。

出題傾向のテーマ
都立入試の作文・小論文でよく出題されるテーマをご紹介します。
中学校生活(これまで)
中学校生活に何をしたか、その経験から何を学んだか、というお題があります。
「中学生活で一番頑張ったことは?」「中学校で努力したこと、また高校で努力したいことは?」など他
高校生活(これから)
高校のこと、入学後、卒業後のことなど高校生活について問われるお題も多くあります。
「本校の教育目標を踏まえ、どのような高校生活を送りたいと考えているか?」「将来の目標と、それの実現を踏まえて高校生活で大切にしたいものとは?」など他
社会・時事問題
こちらも多く出題されています。ニュースをチェックし自分の考えを整理しておくといいでしょう。
「日本の食料自給率について資料を見て考えを述べなさい」「情報機器が広がる現代、人とのコミュニケーションで大切にしていることとは?」など他
言葉・ことわざ
言葉について、考えさせられるお題もあります。
「“我慢する”とは、どういうことか?」「“灯台下暗し”について、体験を基に説明せよ」など他
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作文・小論文を正しく書くための知識と技術
作文・小論文の流れを知る
次のような順番で書きあげるのが大切です。
1. 主題を設定する
2. 材料を集める
3. 構想を練る
4. 記述
5. 確認・修正
6. 清書する


正しい文章を書く
ポイントはいくつかあります。 「“主語”“述語”をはっきりさせる」「適切な“接続詞”を使う」「“修飾語”と“被修飾語”との関係を見直す」「文体を統一する」など。 基本的なルールを知っておくだけで随分変わります。

豊かな表現を心掛ける
例えば、「反復」「擬人法」「倒置法」「比喩」などが代表的な手法です。一つひとつを正しく使うことによって、文章の幅を広げることができます。
また文を引き締めるためには、「一文を短くする」「言葉の重複を避ける(二重表現)」なども知っておかねばなりません。