8月21日(月) 2021年筑波大学附属駒場高校英語長文問題の攻略法2

8月21日(月) 2021年筑波大学附属駒場高校英語長文問題の攻略法

最重要単語②

単語

Turkey

carpet

Turkish

base

collector

traveler

bazaar

pound

Istanbul

come across

persuade

yacht

clap

square

price

offer

couple

customs

意味

七面鳥、トルコ

カーペット、じゅうたん

トルコの、トルコ語の

基盤、基地

収集家、徴収者

旅行者

バザー、市場

ポンド(重さや通貨単位)

イスタンブール(トルコ)

偶然出会う、見つける

説得する

ヨット

手をたたく

平方、正方形、広場

価格

提供する

カップル、2つ

税関;風習、慣習

発音記号

/ˈtɜːrki/

/ˈkɑːrpɪt/

/ˈtɜːrkɪʃ/

/beɪs/

/kəˈlɛktər/

/ˈtrævələr/

/bəˈzɑːr/

/paʊnd/

/ˌɪstænˈbuːl/

/kʌm əˈkrɒs/

/pərˈsweɪd/

/jɒt/

/klæp/

/skwɛər/

/praɪs/

/ˈɒfər/

/ˈkʌpəl/

/ˈkʌstəmz/

英検レベル

3級

4級

3級

3級

3級

4級

準2級

4級

3級

3級

3級

3級

5級

5級

5級

5級

4級

3級

あらすじ

ブラウン夫妻はトルコの良いじゅうたんを求めて旅行をしました。旅先で偶然お金持ちのジンジャー夫妻と出会い、彼らが高級デパートで外国人向けの高価なじゅうたんを購入する一方、ブラウン夫妻は本当に価値の高い、緑の背景に赤い四角のデザインの小さなじゅうたんを選びました。イギリス帰国時、じゅうたんを見慣れた税関の職員はブラウン夫妻の選択を称賛しました。

最重要単語から基づいた文例

On my trip to Istanbul, I came across a bazaar where a collector offered a beautiful Turkish carpet for a couple of pounds. While trying to persuade me to buy it, he mentioned that it was made near the base of a mountain where travelers often rest. Nearby, some locals began to clap and dance in the square to celebrate the annual yacht festival. Surprisingly, a man from Turkey told me that this carpet was the same price as a small yacht! I was in such awe that I forgot about the customs regulations and bought it. イスタンブールへの旅行中、私はバザーに出くわしました。そこで、収集家が数ポンドで美しいトルコのカーペットを提供していました。私にそれを買うように説得しながら、彼はそのカーペットが旅行者たちがよく休む山のふもと近くで作られたと言いました。近くでは、地元の人々が年に一度のヨット祭りを祝って広場で手をたたき、踊り始めました。驚いたことに、トルコの男性が、このカーペットは小さなヨットと同じ価格だと私に言いました!私はその驚きから税関の規制を忘れて、それを購入してしまいました。

設問は7つありました。落とし穴と攻略法を書かせていただきます。

1 整序結合 「語句を意味が通るように並べかえる」という設問においての攻略法

「語句を意味が通るように並べかえる」という設問では、文法的な正確さと文の意味の両方を考慮する必要があります。以下は、このタイプの設問に関連する主な落とし穴と攻略法です。

落とし穴:

  1. 文法よりも意味に重きを置く: 正しい語順を探る際に、文法よりも文の意味に基づいて選択してしまい、文法的に不適切な答えを選んでしまうこと。
  2. 限定詞や前置詞を見落とす: 「a」「the」や前置詞「on」「in」などの細かい単語の配置を見落とすことで、不完全または不正確な文を作成してしまう。
  3. 直訳の誘惑: 日本語の直訳を頭に描きながら英文を整序しようとすること。これは文の構造を誤解させる可能性があります。

攻略法:

  1. 文の主要な要素を特定する: 主語、動詞、目的語を特定し、それらの要素が正しい位置にあることを確認します。
  2. 接続詞や前置詞に注目: これらの語は文の流れや構造を示すヒントを提供してくれます。
  3. 短いフレーズを作成: 与えられた語句から小さな意味のあるフレーズや単語の組み合わせを作成して、それを組み合わせて全体の文を完成させます。
  4. 全体を読み直す: 並べ替えた後、全体を読んで自然に聞こえるかどうかを確認します。自然でない表現や不自然な語順は、誤りのサインとなることが多いです。

これらの攻略法を利用し、練習を繰り返すことで、語句の並べ替えの設問を効果的に攻略することができるようになります。

2 適語補充 「空所に入る単語(頭文字のみ表示)を書く」という設問においての攻略法

「空所に入る単語(頭文字のみ表示)を書く」という設問における落とし穴と攻略法を以下に示します。

落とし穴:

  1. 直感的な回答: 最初に頭に浮かんだ単語をすぐに書き込むこと。これは常に最も適切な答えであるとは限りません。
  2. 文脈の無視: 前後の文や文中の他の情報を考慮せずに単語を選択すること。
  3. 頭文字の制約を見落とす: 与えられた頭文字と異なる単語を書き込んでしまう。
  4. 文法的な誤解: 適切な形や時制の単語を選ばないこと。

攻略法:

  1. 全文の理解: 空所の前後を含む全文をしっかりと読み、文の意味を完全に理解する。
  2. 文法的な手がかりを探す: 空所の前後の文法的な構造をチェックし、求められる単語の品詞や形を推測する。
  3. 頭文字を考慮する: 与えられた頭文字をもとに、可能性のある単語を思い浮かべる。
  4. 代替の単語を考える: 一つの単語が浮かんだ場合でも、他の適切な単語がないか再確認する。
  5. 推測: 確信が持てない場合でも、文脈や文法から最も適切と思われる単語を推測する。無回答よりも、何かしらの回答をする方が良い。

練習を重ねることで、文脈や文法的な手がかりを迅速に捉え、適切な単語を効果的に選ぶスキルが向上します。

 

3 文脈把握 「該当英文と最も意味の近い文を選択する」という設問においての攻略法

「該当英文と最も意味の近い文を選択する」という設問は、読解の能力や、文のニュアンスや中心的な意味を理解する能力を試すものです。以下は、このタイプの設問に関連しての落とし穴とその攻略法を示します。

落とし穴:

  1. 字句的類似性に誘導される: 選択肢の中には、オリジナルの文章に含まれる単語やフレーズを多く含んでいるが、実際の意味が異なるものが存在する可能性があります。
  2. 細部に囚われすぎる: 文の細部や具体的な情報に注目しすぎると、全体の主旨や中心的な意味を見失うことがあります。
  3. 誤解導入の選択肢: 誤解や一般的な誤りを基にした選択肢があることで、選択を誤るリスクがあります。

攻略法:

  1. 中心的なテーマの特定: まず、該当英文の中心的なテーマやメッセージを特定します。これにより、選択肢を絞り込む際の参考になります。
  2. 選択肢の排除: 明らかに該当英文の内容と異なる選択肢や、文の中心的なテーマと関連性が低いものを排除します。
  3. 選択肢の詳細な分析: 残った選択肢を詳細に分析し、文のニュアンスや意味の深さを考慮しながら、最も近い意味を持つ選択肢を選びます。
  4. 字句的な類似性に気をつける: 単に単語やフレーズが一致しているからといって、その選択肢が正しいとは限りません。文の全体的な意味やニュアンスを重視します。

「該当英文と最も意味の近い文を選択する」という設問は、文の全体的な意味や中心的なテーマを正確に捉える能力を試すものです。そのため、練習と反復を通じてこの能力を高めることが重要です。

4 整序結合 「慣用句を含んだ語句を意味が通るように並べかえる」という設問においての攻略法

「慣用句を含んだ語句を意味が通るように並べかえる」という設問に関する落とし穴と攻略法を以下に示します。

落とし穴:

  1. 慣用句の不明: 与えられた慣用句の正確な表現や意味を知らない場合、正しい順序を見つけるのが難しくなります。
  2. 文字通りの解釈: 慣用句は直訳すると意味が通じないことが多いので、直感的に最初に考えた順序が正解とは限りません。
  3. 文脈の無視: 慣用句だけでなく、全文の文脈も考慮する必要があります。慣用句が正しくても、全文としての意味が通じない場合があります。

攻略法:

  1. 慣用句の学習: 英語の慣用句や固定表現を定期的に学習し、その使用方法や意味をしっかりと覚えておくことが基本です。
  2. 全文の理解: 与えられた語句全体の意味を理解することで、どの部分が慣用句として機能しているのかを特定しやすくなります。
  3. 選択肢の確認: ある順序が正しいかどうか不明確な場合、他の選択肢を確認して最も適切なものを選ぶことが有効です。
  4. 文の流れを意識: 主語、動詞、目的語などの文の基本的な構造を確認することで、慣用句を自然に組み込むことができます。

練習を重ねることで、慣用句を正しく理解し、その意味や使い方に慣れてくると、このタイプの問題もスムーズに解けるようになります。

5 文脈把握 「下線部の示す語句を具体的に説明する」という設問においての攻略法

「下線部の示す語句を具体的に説明する」という設問に関する落とし穴と攻略法を以下に示します。

落とし穴:

  1. 文字通りの解釈: 特定の文脈において下線部が指す具体的な意味やニュアンスを見逃し、文字通りの意味だけを取ること。
  2. 前後の文脈の無視: 下線部の語句だけを孤立して考え、前後の文の関連性や文脈を無視して解答すること。
  3. 過度な解釈: 下線部に書かれていること以上の情報や解釈を加えてしまうこと。

攻略法:

  1. 全文の理解: 下線部を含む全文の内容をしっかりと理解する。特定の文脈における下線部の意味や役割を正確に捉えることが鍵。
  2. 同義語・反義語の特定: 下線部の近くにその意味を示唆する同義語や反義語が存在する場合がある。これらの手がかりを利用して、下線部の意味を確認する。
  3. 前後の情報を活用: 下線部の前後の情報や文脈を活用して、下線部が具体的にどのような意味や役割を果たしているのかを確認する。
  4. 直接的な情報の探索: 下線部の具体的な説明や定義が文章中に明示されている場合がある。そのような情報を見逃さないようにする。

正確な文脈の中で下線部の意味を把握することが、このタイプの問題を解く上での鍵です。

6 適語句補充 「英文中の空所に入る文を語数指定で書く」という設問においての攻略法

「英文中の空所に入る文を語数指定で書く」という設問に関する落とし穴と攻略法を以下に示します。

落とし穴:

  1. 語数の見落とし: 指定された語数を見落とし、それより多いまたは少ない語数の文を書いてしまうこと。
  2. 文脈の無視: 全文の文脈やトピックを無視して、空所に関係ない内容や意味を持つ文を記入してしまうこと。
  3. 文法ミス: 正しい文を考えることに集中して文法的なミスを犯すこと。
  4. 不完全な答え: 指定された語数で完全な意味を持たない、中途半端な文を書いてしまうこと。

攻略法:

  1. 語数の確認: 最初に指定された語数をしっかりと確認し、その範囲内で文を構築する。
  2. 文脈の理解: 空所の前後の文を読んで、全文のトピックや文脈をしっかりと理解する。
  3. 先読み/後読み: 空所の前後の情報をよく読み、その情報を元に空所に最も適切な文を考える。
  4. 文法と意味の両立: 文法的に正確で、かつ文脈に合った意味を持つ文を心がけて書く。
  5. 解答後の再確認: 解答した後、全文を通して読み返し、自分の書いた文が文脈に合致しているか確認する。
  6. 標準的なフレーズの習得: 一般的な文脈でよく使用されるフレーズや文型を習得しておくと、空所補充の際に役立つ。

このような設問は、文の文脈や構造を理解する能力を試すものです。指定された語数内で適切な内容と文法を持つ文を書くことが重要です。

7 文脈把握 「文中の一文について、具体的な意味を日本語の文章で答える」という設問においての攻略法

「文中の一文について、具体的な意味を日本語の文章で答える」という設問に関する落とし穴と攻略法を以下に示します。

落とし穴:

  1. 直訳の過度な依存: 英文を文字通りの意味で直訳し、日本語の文脈やニュアンスを無視してしまうこと。
  2. 主要情報の見落とし: 文中の主要な情報やポイントを見落として、部分的または不完全な答えを提供すること。
  3. 過度な情報の追加: 与えられた文の情報だけでなく、自分の解釈や推測を含めて答えること。
  4. 文脈の無視: その文が全体の中でどのような役割を果たしているのか、文の背景や文脈を考慮せずに答えること。

攻略法:

  1. 文全体の把握: 文の前後の文脈を考慮しながら、その文の意味をしっかりと理解する。
  2. キーワードの特定: 文中の主要な動詞、名詞、形容詞などのキーワードを特定し、それらの関連性や意味を理解する。
  3. 直訳からの脱却: 日本語として自然で、かつ原文の意味を損なわないような訳を心がける。
  4. 余計な情報の排除: 質問の内容に直接関係がない情報や自分の解釈は答えに含めないように注意する。
  5. 答えの再確認: 日本語での答えが、英文の情報を適切に反映しているか、無駄な情報や誤解がないかを確認する。

このような設問は、英文の内容を適切に理解し、それを日本語で適切に表現する能力を試すものです。原文の情報を忠実に反映し、日本語としても自然な表現を目指すことが重要です。