入試問題

定期テストの期間が終了すると、いよいよ本格的に入試問題に取り組むようになります。まず入試問題をよく知ることから始めます。

都立入試は、決まった型があります。たとえば、

1教科100点満点で5教科のテストであること

マークシート方式であること

国語には必ず200字の作文問題があること

英語には英作文を3文作る問題があること

数学の計算問題が40点分あること

などです。

これらをⅤサポートグロウスで、夏から入試の型に慣れる訓練を行います。

入試制度と内申点、定期テストとの関係、比率なども注意します。

①過去問

a  共通入試、自校作成校→都立高校入試には、決まった型があります。

b  100点×5→5教科で、各教科100点満点です。

c  マークシート→2016年から解答用紙はマークシートを使用しています。マークシートを使用した解答に慣れる訓練を行います。

d  模擬試験→都立高校入試に合わせた模擬試験問題が毎年開催されています。

e  夏から型に慣れる訓練→都立高校入試は、3年生の夏休みから段階的に取り組み、問題形式に慣れていくようにしています。

f  内申点との関係 比率→テストの点数が7、内申点の比率が3となっています。

g  コロナ(令和3年)出題範囲→令和3年の出題範囲は、学校の臨時休業のため範囲が狭くなりましたが、翌年以降は範囲に変更はないとされています。

h  解答例比較→都立入試の文章題には、複数の解答例があります。比較することによって、問題の暗記にならない理解を促すことができます。

②必修問題

a  漢字読み書き→国語の漢字問題は20点分の配点があり、確実に得点することが高得点のカギとなります。

b  計算(数学①)→計算問題は40点分あり、中1レベルの計算問題と、図形総合問題が同じ5点の配点になっています。計算問題を落とさない訓練を行います。

c  英作文→英語の英作文は、3問12点の配点があります。英作文には決まった型があり、入試までにパターンを覚える演習を行います。

d  200字作文(国語)→国語は200字の作文問題が必ず出題されます。200字の中で書くべきことの決まりを覚える演習を行います。

e  歴史並べかえ→社会の問題で毎年出ている形式です。代表的な出来事の年表問題を演習します。

f  理科小問集合→独立小問形式の問題が毎年出ます。一問一答形式の問題集を行います。

③日程

a  逆算→都立入試日まで、推薦入試日まで、あと何日かを常に把握することは、現在自分がやるべきことを意識するために重要です。

b  模擬試験→本番の都立入試までに複数回受験することが推奨されます。模擬試験の日程は塾でいつでも確認できます。

c  発表日→都立入試は、私立併願とセットで行っていた場合、都立の発表日の行動が重要になる場合があるので、大切です。

d  手続き日→入試が終了して、安心した結果、手続きに不備が出ないように注意します。