理科(物理・化学・生物・地学)
理科は、自然の事物・現象についての実感を伴った理解を図り、
科学的な見方や考え方を養うことが教科目標です。
学習内容 物質・エネルギー・生命・地球の項目に分け、
それぞれの学年で目標を立てて学習します。
具体的な物質やエネルギーに関する事物・現象に進んでかかわり,
その中に問題を見いだし意欲的に探究する活動を通して,
規則性を発見したり課題を解決したりする方法を習得させる。
物理的な事物・現象についての観察,実験を行い,観察・実験技能を習得させ,
観察,実験の結果を分析して解釈し表現する能力を育てるとともに,
身近な物理現象,電流とその利用,運動とエネルギーなどについて理解させ,
これらの事物・現象に対する科学的な見方や考え方を養う。
暗記的項目と理解型項目に区分けし、バランスよく指導します。
特に理解型問題においては本質的な概念の獲得を重要視します。
(地学・物理・化学・生物)入試時にきちんと理科の全範囲の学習が終了できるように、
受験に向けたスタートを早めに切ります。
さまざまな入試問題に対応できるように、毎回の講義で各分野についての本質的な理解をめざします。
目に見えない自然界の中から、普遍的な真理を見出す力を養います
1年次 生物では「植物の分類やつくり」「植物のはたらき」を学習し、
光合成や蒸散作用などの原理を理解していきます。
化学では「物質の変化」「液体と気体の性質」を学習し、
水溶液の濃度や溶解度の計算も勉強します。
物理では「音」「光」「レンズ」「力」について扱います。
地学では「地震」「岩石の性質」「地殻の変動」についてまとめていきます。
いずれも理科の基礎となる内容です。
身の回りでおこる現象に関わるものについても、理論をもって学習していきましょう。
知識を体系づけて学んでいきます
2年次 生物においては「動物の分類とつくり」「ヒトのつくり」、
化学では「化学変化」「化学反応式」、物理では「電流回路」「熱量の計算」「電流と磁界」、
地学では「気象」について学習していきます。
動物の分類についての学習は、内容がもりだくさんになっていますので、
一つひとつ図を使ってまとめていく必要があります。
化学は中1で学んだ「物質の変化」から発展し、元素記号から始めて、
化学式、反応式を勉強します。
基本法則も多くでてきますので、きちんとノートにまとめることが大切です。
物理の電気については、電流の磁界、電磁誘導など、
オームの法則を用いる電流計算の基礎をしっかりと身につけ、
抵抗値を求めるものや、熱量計算なども演習していきます。
地学の気象は、湿度計算、天気のうつりかわり、天気図の読み方、
前線の動きを学習します。日常の天気予報などに生かされている理論を意識して学習すると、
知識がさらに身近なものになってきます。
中3内容を学習後、入試への知識の確認と弱点を補強していきます
3年次 生物についての学習は「環境と生態系」を学びます。
食物連鎖、環境破壊、私達と自然とのかかわりについて具体的な事例をまじえ、
現在の状況を認識していきます。
化学の学習は、化学反応式・元素記号や化学式についてさらに深く学習し、
イオン反応について学習していきます。
物理は、力の3つの作用をもとに、斜面やバネの問題を理解し、
速度・加速度、仕事やエネルギーの基本理念をおさえ、
計算問題でミスが出ないよう反復演習を行いながら、内容理解をしていきます。
地学は、天体分野の「地球の自転」「地球の公転」にかかわる太陽、月、星の動きについて学習した後、
特に時間の計算に関する問題を反復演習していきます。
中3の後半は、理科の全範囲について学習していきます。
項目は細部に分かれていますが、物理では、「力学」「電気」
化学では「物質の性質」「物質の反応」
生物では「動物」「植物」「環境」
地学では「天体」「気象」「地層」について、問題演習を行っていきます。
疑問点を残さず、知識の確認と弱点の補強をしていきます。